顔認証打刻の勤怠システムを激安で入手する3つの方法——SaaSの月額固定費をやめる、買い切り55,000円という選択
名古屋でAIシステム開発の会社をやっています。今日のテーマは勤怠管理の固定費です。SaaSの月額をやめたい会社向けに、顔認証打刻つきの勤怠システムを1日で作り、3つの入手ルートで公開しました。その記録です。
SaaSの月額固定費は、勤怠が一番「効いて」いる
- 勤怠SaaSの相場は1人あたり月300〜500円×人数×永続。30人の会社なら年11〜18万円が、使い続ける限り出ていきます
- 顔認証打刻を足すなら専用タイムレコーダーが1台数万円+保守費
- 一方、当社の実測では「勤怠管理 無料」系の検索は月数千回帯——固定費をやめたい会社は明確に存在するのに、受け皿がSaaSの無料プラン(人数制限つき)しかありません
OSSで済まないのか?——実測したら「実質不在」だった
作る前に、勤怠の有名OSSを全部実測しました(GitHubスター・更新・Zennの日本語記事数)。
- solidtime(8,861★)・Kimai(4,919★)——工数トラッキング(請求用)。打刻・残業・給与CSVの「日本の勤怠」ではない
- Frappe HR(8,597★)・Horilla・OrangeHRM——海外給与前提のHRスイート。日本の勤怠慣行に合わせる改造が本体より重い
- 日本製のMosPは歴史があるものの、GitHub上のコミュニティはほぼ無風
- そして全候補がZenn記事0件——日本語情報も空白
つまり「日本の勤怠の芯(打刻・残業集計・給与ソフトCSV)に合う有名OSS」は実質不在。この空白は翻訳でも構築代行でも埋まらないので、小さく作って買い切りで売るのが正解だと判断しました。
作ったもの——Kurage Kintai(顔打刻つき勤怠)
- 入口のタブレット1台が顔認証タイムレコーダーになる——ブラウザのカメラで顔照合して打刻、写真を証跡保存。専用機不要
- 照合はサーバーの決定的なコードが正——ブラウザは顔の特徴量(128次元)を計算するだけ。外部AIサービスへの送信ゼロ=打刻ごとの従量費用もゼロ。照合できないときは名前タップにフォールバック
- 打刻は丸めない——分単位の生データで記録(打刻の切り捨ては労務リスク)。手動修正はすべて監査ログへ
- 顔データは個人識別符号として管理——本人同意の日時を記録し、ワンクリック削除(同意撤回)を実装
- 月次集計と給与ソフト向け日別CSV。自己テスト38件同梱、本番環境で顔登録→照合打刻→他人棄却→フォールバック→CSVまでE2E検証済み
まずデモをどうぞ: https://proto.exbridge.jp/kkintai/ (管理パスワード: demo2026)
激安で入手する3つの方法
どのルートも中身は同じ製品・価格は統一です。違いは「誰がどこまでやるか」。
方法1: Brainで導入手順書つきを買う(55,000円税込) 記事形式の正規販売。有料部が丸ごと導入手順書で、設置手順に加えて顔認証のしきい値調整の実務・個人情報の運用ルール雛形(同意/削除/保存期間)・給与ソフトへ渡すCSV実務・カスタマイズ用AIプロンプト4本を収録しています。自分の手で確実に運用開始したい方向け。 顔打刻つき勤怠システム「Kurage Kintai」正規販売(Brain)
方法2: Kurage App Storeで完成品を買う(55,000円税込) 配布パッケージ一式(本体+顔認識ライブラリ同梱+自己テスト)をダウンロード。 顔打刻つき勤怠システム(Kurage App Store)
方法3: バイブコーディングで自社仕様にして納品(110,000円税込〜) 「うちは15分単位の所定」「シフト管理も」「弥生給与・freeeへの直結」「入退室システムと連携」——自社仕様が必要なら、Kurage Kintaiをベースに当社が拡張して納品します。最短1営業日で動くデモ、ソースコード渡し。 バイブプロトタイピング
全体像と費用比較は解説ページに: 勤怠管理システムを安く導入する方法
考察: 「買い切り激安」の本当の意味は固定費のゼロ化
55,000円は、勤怠SaaS(30人)の4〜6か月分です。以後の月額はサーバー代(数百円)だけ。買い切りが効くのは「毎月の固定費が消える」からで、これはkintone・Salesforce・電子契約・名刺管理と続けてきた「脱・月額」シリーズの11本目の実証になります。数字はいつもの実験ダッシュボードで公開しながら育てます。