VWork バイブコーディングフレームワーク

ログイン情報ごと公開しました——業務システムとOSSのデモ17件を、問い合わせなしで触れる場所を作った話

2026年8月24日

名古屋でAIシステム開発の会社をやっています。今日は「試す前に止まってしまう」という話です。

デモサイトを公開しました。proto.exbridge.jp です。当社が作った業務システムと、日本語化したオープンソースCRMを、ユーザー名とパスワードをページに書いた状態で17件並べています。

資料請求フォームは、検討の入口ではなく出口だった

システムを探している人が、比較サイトや検索でたどり着く。よさそうだと思う。そして「デモのお申し込みはこちら」に当たる。

ここで多くの人が離脱します。

理由は単純で、まだ検討中だからです。名前と会社名とメールアドレスを入れたら電話がかかってくることが分かっている。まだそこまでの気持ちではない。だから閉じる。

当社もフォームを置いていました。そして「フォームを埋めるほどではないが、触ってはみたい」という段階の人に、何も渡せていませんでした。

なので、外しました。

何を公開したのか

17件です。大きく2種類あります。

1. 日本語化したオープンソースCRM

デモ 何が確かめられるか
EspoCRM 日本語 通話・商談・タスクが標準機能。架電の予定と結果を記録する流れ
Krayin CRM 日本語 リードのかんばん表示と見積作成。全2,066キーを当社が日本語化

この2つは、kintoneで顧客管理を自作している会社に向けたものです。テレアポで使っているなら、汎用のローコード基盤を組み直すより、最初から通話履歴と次回接触予定の項目が入っているCRMのほうが早い。それを言葉で説明するより、触ってもらったほうが早いと思いました。

2. 当社が作った業務システム

メモ帳、予約受付、顔打刻つき勤怠、AI名刺解析、入力ゼロCRM、職務・引継ぎ管理、範囲を決めたDB管理、社内業務アプリの土台、1ファイルのAI接客、請求書発行、注文から決済まで、点検記録——このあたりです。多くは1ファイルのPHPで動きます。

ログイン情報を公開して、大丈夫なのか

3つ整理しました。

管理者アカウントは載せていません。 EspoCRMとKrayinには元々管理者しかいなかったので、公開用に一般権限のデモ利用者を新しく作りました。設定画面や全社データには入れません。ここを横着すると、誰でも設定を壊せる場所を公開することになります。

データは定期的に初期化します。 自由に入力して構いません。

実在の個人情報は入れないでくださいと明記しました。公開されている場所にあるデータなので、これは書いておかないと不誠実です。

触ったあと、何ができるのか

デモを触って「これでいい」と思ったとき、進み方は3つあります。ページの下にそのまま並べてあります。

そのまま買い切る。 当社製の業務システムはkappstoreで買い切りです。月額はありません。

OSSを自社向けに変える。 EspoCRMやKrayinのようなオープンソースを土台に、日本語化・画面・項目・権限・連携を業務に合わせて直し、御社のサーバーへ導入します。土台が決まっていれば合計10時間以内・税込110,000円からです。Vibe OSSに流れをまとめています。

ゼロから作る。 近いものが無ければ、動くデモから作ります。動くデモから作るです。

3つの入口から、デモへつなげました

当社はOSSを引くためのページを3つ持っています。それぞれ入口が違います。

今回、この3つすべてに「触れるデモあり」の表示とリンクを入れました。たとえばSalesforceのページでEspoCRMを候補として見た人が、その場でログイン情報を見て触れます。読んで終わりにならないようにしました。

正直に書いておくと

デモを公開したからといって、注文が増えるかは分かりません。これから測ります。

当社は自社サイトの流入をすべて計測しています。ブログから自社サイトへの流入が3か月で3人だったことも、そのまま記事に書きました。今回も同じで、17件のうちどれが触られ、どこから来て、そのあと何を見たかを記録します。触られないデモがあれば、それは必要とされていないということなので、下げます。

まとめ

デモはこちらです:proto.exbridge.jp

「自社の業務に近いのはどれか」が分からないときは、Kurage.AIに相談から聞いてください。AIが答えます。それでも決まらなければ、名古屋市内であれば伺います。初日3時間のヒアリングと提案は無料です。