このブログとKurageプロジェクトで積み上げてきた実践を、1冊の本にまとめました。
『AIと作る自動取引ボット入門 — バイブコーディング×バイブトレーディングで暗号資産・FX戦略を育てる』(小嶋 篤・Kindle) がAmazonで発売中です。Kindle Unlimitedなら追加料金なしで読み放題です。
なぜこの本を書いたか
「プログラミングはできないけど、AIで自動取引をやってみたい」——この問いに、机上の空論ではなく実際に毎日動いているシステムの経験で答えたかったからです。
この本の内容は、当ブログで公開してきた kfreqai(暗号資産の自動取引)や kcbrain(AI判断API)の実運用そのものから生まれています。うまくいった話だけでなく、「出口をいくら弄っても黒字にならなかった話」「バグなのか戦略の問題なのか切り分けられず迷走した話」「地合いが変わって成績が崩れた話」——失敗と、その失敗からAIと一緒に立ち直る手順をそのまま書きました。
バイブコーディング × バイブトレーディング
本書の核は2つの言葉です。
- バイブコーディング: コードを書くのではなく、AIに日本語で意図を伝えてシステムを作る開発スタイル
- バイブトレーディング: 戦略のアイデアを日本語でAIに伝え、バックテストで検証しながら取引戦略を育てる運用スタイル
「作る」も「運用する」もAIとの対話で進める——非エンジニアの経営者・個人投資家でも再現できる形に、全49章で分解しました。
内容(全49章のハイライト)
- 環境構築ゼロから: VPSの契約 → SSH初接続 → AIコーディング環境(Codex)の導入まで、画面通りに進めば動く粒度で
- 自動取引の考え方: AIに任せる部分と固定ルールで守る部分の切り分け、「体(執行)と頭脳(判断)の分離」設計
- 実際に3つのOSSを構築: AI判断API「kcbrain」、取引システム「NOFX」、機械学習ボット「kfreqai」(freqtrade/FreqAI)を順に構築し、ペーパートレードで検証
- バイブトレーディング実践: 日本語で戦略を伝える → バックテスト → 結果の読み方 → 改善のループ
- 失敗から学ぶ運用: バグか戦略かの切り分け、地合いの変化への対応、ログをAIに渡して直させる手順、過学習の防ぎ方
- 実弾前の現実: 実資金投入の判断基準、監視・バックアップ・APIキーの守り方、Gitでの安全な更新
すべて、ペーパートレード(仮想売買)で安全に試せる構成です。投資助言ではなく、「AIとシステムを作り育てる技術」の本です。
VWorkの読者にこそ
VWork Blogではバイブコーディングの企業導入を扱っていますが、この本はその最も具体的な実践例です。題材は自動取引ですが、「曖昧な要望をAIに伝えて動くシステムにする」「失敗をログごとAIに渡して改善する」「本番投入前に検証環境で育てる」という進め方は、業務システムをバイブコーディングで作るときとまったく同じです。1冊で「AIとシステムを作る」の全工程を追体験できます。
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あわせて — Kurageプロジェクトの実物たち
本書に登場するシステムは、実際に動いているものを見られます。
- kfreqai — 暗号資産AI自動取引の実運用ダッシュボード(本書の題材そのもの・日々の成績を公開中)
- Kurageブログ — AIが毎日書く取引レポート。実運用ノウハウの有料記事は200円 または 20,000 URLAIで読めます
- kurl2earn — Kurageシリーズを紹介すると1人1回10,000 URLAIがもらえます。URLAIトークンは「1枚=0.01円」の統一レートで使える場所を拡大中です
本を読んで「自分もやってみたい」と思ったら、実物を触りながら進めてください。書籍×実運用ダッシュボード×ブログの三点セットで学べるのが、この本のいちばんの特徴です。