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急上昇キーワードの記事は流入ゼロ、「相手の言葉」の実話は2日で動いた——note・ジモティー・Brainを同じ物差しで実測した8月の途中経過

2026年8月18日

名古屋でAIシステム開発の会社をやっています。8月は「複数の媒体 → 複数のLP → 6つのゴール」という導線の網(メッシュ)を張り、全部の数字を公開しながら実測しています。数字の置き場はこちらです:マーケティング実証実験ダッシュボード

今日はその途中経過から、この1週間ではっきり割れた3つの考察を書きます。

前提:どう測っているか

考察①:0対5——トレンド記事と実話記事は、同じnoteでも別物だった

この週、性格の違う2種類の記事をnoteに出しました。

記事 公開後 自社への流入 スキ
kintoneの料金を計算して社内グループウェアを持った話 買い手の言葉×実話 2日 5件(4人) 3
Muse Glimmer(Metaの新AI)の解説+実機実測・2本 急上昇キーワード 当日 0件 0

Muse Glimmerはnoteの急上昇キーワードで、記事は409本ありました。調べてみると、人気上位はすべて発表から48時間以内に出た先行組(スキ10〜80)。8日遅れの参入では、実機のGPUで測った一次情報を持っていても届きませんでした。トレンドは速度戦です。

一方のkintone記事は、事前にキーワードプランナーで「kintone 料金」に月2,400回・競合低の検索があると測ってから書いたものです(その調査の記録はこちら)。検索量がある言葉ではなく、買い手がいる言葉。この差が、noteの中でもそのまま再現されました。

スキの付き方も一貫しています。うちのnote記事で反応があるのは実話型だけ(障害対応の実録=スキ3、kintone実話=スキ3)で、解説型は全部0です。

教訓:媒体を増やす前に、「買い手の言葉×実話」になっているかを先に確認する。

考察②:媒体には「性格」がある——4媒体が数字で分化した

同じ物差し(ref計測)で8月の媒体別流入を並べると、性格がはっきり出ました。

媒体 8月の流入 性格
自社のAI情報サイト 25件(最大) 安定ベース。毎日数件を静かに送り続ける
ジモティー 13件 新着バースト型。投稿直後に跳ね、4日で1/0/0と枯れる
note 記事により5〜0 記事の型次第(考察①)
Brain 3件 流入源ではなく販売チャネル。記事は売るためのもの

ジモティーの減衰は事前の仮説どおりでした。新着枠は「一度だけ無料でもらえる広告枠」なので、大作1本より刻んで出し続ける運用が正解です。

もうひとつ面白い観測がありました。業務システム一覧1人で7回行き来した訪問者がいます。買い切り55,000円のアプリを見比べる「濃い回遊者」は確実に存在します。カタログの見せ方はまだ磨く余地があります。

考察③:ボトルネックが「最後の一歩」に移った

一番重要な発見はこれです。コンバージョンは8/13の2件(ジモティー→勉強会→代理店の手数料率クリック)を最後に、5日間ゼロです。

ただし、ゴールページの閲覧は積み上がっています。

ゴールページ 8月の訪問者数
AIチャット相談 13人
バイブプロトタイピング(制作) 10人
名古屋AI経営勉強会 8人
販売代理店募集 6人

つまり詰まっているのは「媒体→LP」ではなく、ゴールページまで来た人の最後の一歩です。媒体をさらに増やすフェーズは一旦終わり。次の一手は、勉強会の参加ハードルを下げる・制作の申込導線を短くする・代理店のオファーを具体化する——受け皿側の磨き込みです。

まとめ:この1週間で決まった方針

  1. 記事は「買い手の言葉×実話」だけ書く。トレンドの頭は追わない(追うなら発表当日のみ)
  2. ジモティーは刻んで出し続ける。1本の完成度より投稿の回転
  3. 媒体追加は一旦停止し、ゴールページを磨く。流入は作れることが分かったので、次は受け皿

数字は今後もダッシュボードで全部公開します:マーケティング実証実験


この実験で売っているもの・入口